建築プロデュース実践講座を受講してきました。

スタッフY.O.です。

 

先日6月6日(水)に東京神保町で

不動産コンサルティングマスター対象講座である

「建築プロデュース実践講座~エリアマーケティングと企画手法の実際~」という

スペシャリティ講座を受講してきました。

 

 

講座の内容ですが、

顧客から賃貸収益物件の新築・既存賃貸物件のリフォームについて相談された場合、

どのような賃貸収益物件を建てればよいのかという問題に対して、

どういったアプローチをしていけばいいのかということを講義していただきました。

 

 

大きく2つに分けて、

1つは建築予定地域(市場)において求められる賃貸物件とは何かをしっかり調査するということです。

 

例えば一般的に賃貸収益物件において

同じ建坪面積であれば1Kが一番戸数も多く、最も多くの収益を期待できます。

 

しかし、実際その建築予定地域では1Kは供給過剰状態で、

他の競合物件も空室が多い状態となっていた場合、

ハウスメーカー等から「相続対策で建てましょう」という提案で安易に1Kのアパートを建ててしまうと、

最初はいいが将来的に多くの空室を生むといった事態を引き起こすかもしれません。

 

そういったリスクを少しでも避けるために

そのエリアで本当に求められる物件を事前に自分の足でしっかりと調査して、

本当に借主が求めている物件を抽出しましょうということでした。

 

実際にエリア内の空室を歩いて調べたり、

地元の不動産屋さんにアンケートしたりして、

市場データが少ない賃貸住宅市場のニーズを定数的に把握していくことが重要とのことでした。

 

 

もう1つは、

物件自体の魅力をどのように上げていくかということを徹底的に議論して、

素晴らしい物件に仕上げていくということです。

 

詳細な点は省きますが、

自分が重要だと思ったポイントとして、

 

・想定する顧客をピンポイント化する(人物像を作り上げる)

・設計士さんとの最適な関わり方

・本当に喜ばれる間取り・配置の追求

・その物件でしか得ることができない効用(体験)

 

という点が心に残りました。

 

オーナー様からご依頼されている仲介物件や

自社の収益物件について学習したポイントを参考にしていきたいと思います。

 

 

先月に引き続き、

神保町ということで

今回はランチをキッチン南海のカツカレーをいただきました。

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000612/

 

 

開店と同時に満席となる行列店で、

ほとんどのお客さんがこの漆黒のカツカレー(750円)を注文されています。

 

私は最近、娘用のやさしい味のカレーに慣れてしまっているので(笑)、

少し辛さを強く感じてしまいましたが、コクがあって濃厚な美味しいカレーですので、

カレー激戦区の神保町を訪れた際にはぜひ行かれてみてください。